ドクター・ストレンジ
どうも。朝の風が涼しくなってきて嬉しいmmmmです。
突然ですが、パラレルワールドってあるのでしょうか?多元宇宙(?)とかなんとかいうやつです。本当にあるんだったら行ってみたいと思う今日この頃でございます。
今回はそんな世界観を描いたマーベル作品の1つについて感想を述べていきたいと思います。
原題: Doctor Strange
主演は、ベネディクト・カンバーバッチ、ティルダ・スウィントン、レイチェル・マクアダムス
突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ。彼を甦らせたのは魔術。厳しい修行により魔術を習得した彼は、世界を滅亡から救うため闇の魔術との戦いに巻き込まれていく。だが、医者である彼に、敵の命を奪うことはできるのか。大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる。
(prime videoより引用)
なんといってもこの映画の見どころは映像ではないでしょうか。
エンシェント・ワンの魔術による建造物、ドクター・ストレンジが連れてかれる多次元宇宙空間、暗黒の世界、ミラー次元...などなど現実世界では味わえない世界観を一気に見ることができます。
映像が次から次へと移り変わっていくので、見ているこちらもあっちこっちへ振り回されるような気分になりました。
【無知を知るストレンジ】
ドクター・ストレンジは現実主義者かつ頑固で上から目線な天才外科医なんですが、一瞬の脇見運転で神の手も、自分の一番大事な医者という肩書きも全て失ってしまうような状況に陥ってしまいます。
そこからさまざまな経緯を経て、藁をもすがる思いでエンシェント・ワンのもとを訪ねましたが、ストレンジはなかなか話を受け入れないので、エンシェントさんはストレンジにストレンジ自身のアストラル体を見せたり、多次元宇宙の一部を浮遊させたりしました。このシーンのエンシェント・ワンの話の内容に少し哲学要素が含まれているような気がしました。
ここでのエンシェント・ワンがかっこいいのなんのって🤩
ストレンジの手首を
ビシッ!
そこから、
シュッ、ハッ!
って感じでストレンジ自身のアストラル体を見せるためにストレンジを突くんですね!
そのあともストレンジはなかなかエンシェントの話を信じないので、
”Open your eye.”
ちょっと思い知りなさいとばかりに、ストレンジは別空間に投げ出されます。
エンシェントの弟子モルドがストレンジの身を心配したので、いったんエンシェントはストレンジを元の世界へ戻しますが、
“He looks alright to me.”😉
エンシェント・ワンはなかなかSっ気がありますね〜(゚∀゚)
そこからもう1回ストレンジをぶっ放します。
そして、帰ってきますが、
帰りは、エンシェント手抜きですか?って聞きたくなるくらいくらい雑な返され方をしてしまうストレンジ
少しかわいそう....(´-`).。oO
すいません、1番好きなシーンだったのでつい喋りすぎました。
【ストレンジの成長】
このあと、一旦は弟子になるのを拒否られたストレンジでしたが、無事弟子にしてもらい、手を元通りにするのが目的だった修行もいつの間にか暗黒次元のドルマムゥとその手下たちとの戦いに生かしていき、スーパーヒーローとしての道を進んでいきます。
しかし、そんな最中、エンシェントのかつての弟子であり、ドルマムゥの手下となったカエシリウスとエンシェントの直接対決になり、エンシェントが闇の魔術を使いますが、エンシェントを師と慕っていたモルドは、師自身が禁じていた闇の魔術を師が使っていることに幻滅してしまいます。
自然の流れに逆らうことなかれの精神を貫いてきたモルドにとって、時間を超越した力を持つ闇の魔術は全く受け入れられなかったのです。
その後、エンシェントはカエシリウスの一撃で命の危機に陥り、ストレンジの病院で手術をしますが、エンシェント(アストラル体)はストレンジ(アストラル体)に、自分がここで死ぬのはわかってたことだから、あなたは戦いに備えて頑張りや的なことを言い残し死んでしまいます。
ここでエンシェントの手術をするときですが、医者時代腕を認めていなかったニコデマス、通称ニックに手術を頼みます。
このときストレンジは、自分の手が動かない事実を受け入れ、なおかつ神の手を持つほどの外科医だった過去の栄光にすがりつかずに手術を頼めていることから、自分の外科医人生を諦められないで躍起に治療法を探し、同僚の意見も聞き入れなかった時よりも精神的にすごく成長していますね。これはエンシェントと魔術修行のおかげでしょうか。ストレンジが自分の無知を知り、新たな世界を見たことで価値観が一変したことを垣間見れるシーンだと思います。
その後無事にドルマムゥの世界侵略を防いだストレンジ。
これでめでたしかと思いきや、エンドロールの最後でエンシェントへの信仰をやめたモルドが、ストレンジがエンシェントの元を訪れるきっかけとなった下半身不随から魔術により歩けるようになったパンフボーンの魔術の力を奪い、“魔術師が多すぎる”といって去っていきます。
次はモルドとドクターストレンジとの戦いが暗示されるかのような終わり方ですね。ドクター・ストレンジは続編もあるみたいなので、ぜひみたいと思います。
終わり